記事:ヴォー・ハイ 2022年10月1日|午前2時00分(PT)
いくつかの地域では教師の増員は必至で、低賃金や厳格な規則を理由にこれまでに1万6000人の教師が退職した。
金曜日にハノイ ハドン区で開かれた有権者との会合で教育訓練省のグェン・キム・ソン大臣は、現在ベトナムにはおよそ16万人の教師がいるが、10万人以上の教師が不足していると述べた。
それでもなお現時点で16,000人が退職し、つまり100人に1人が辞めているという。
特に幼稚園の場合、一部の地域では募集できるほどの人的資源がなく多くの人はより高い所得を求めて他の職に就く。
教えることは大変な仕事でプレシャーがあるものの、給料は低い。新任教諭であれば通常、月額約1万7000円〜約2万5000円程度であるという。
大臣は「教諭たちは他の職を探すか、もしくは個人で自宅教室を開く」と述べた。
会合に出席したダオ・ヴァン・フェさんは、一部の地域では不合理な職業体制や政策、さらには不十分な給料により深刻な教師不足に陥っていると話す。
教師の何人かは、仮契約期間が長すぎるうえに、仕事に情熱を注いでいるにもかかわらず公務員の給与がもらえないため辞めていった。
大臣は、中央政府に対して人員配置を増やすよう働きかけるとした。
長年にわたり、教育分野では公務員の給与対象に教師は認められていなかった。これらの仮契約の職業では、社会保険などの福利厚生を受けることができない。
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【翻訳編集】Hải Tình
原文: