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【翻訳記事】ベトナム GDP成長率アジア圏で首位

記事:ダット・グェン 2022年9月27日|午後4時4分(ハノイ

2021年7月、北部バックジャン省でライチを収穫する農家(写真:VnExpress/ゴック・タイン)

 

世界銀行によると、ベトナムの今年の成長率は7.2%でアジア太平洋地域の経済主要国の中で首位になる見込みである一方で、世界的な物価上昇はベトナムへの脅威でると予測している。

 

これは、世界銀行ベトナムGDP成長率を5.3%と判断した4月の予測を上回った、と火曜日に発表された報告で述べた。

 

GDP成長率予測は、フィリピン(6.5%)やマレーシア(6.4%)、インドネシア(5.1%)を上回った。

 

アジア太平洋地域におけるGDP成長率予測

 

世界銀行は、中国の予測を5%から2.8%に下げた。

 

中国以外の東アジアおよび太平洋地域の開発途上国は、昨年の2.6%から今年は5.3%に加速すると予測されている。

 

世界銀行の報道発表によると、同地域の成長は、国内需要の回復や新型コロナ関連の制限緩和が牽引したという。

 

同地域の生産量の86%を占める中国は、厳しい防疫措置が経済活動に影響を与えている。

 

しかし、世界経済の低迷により、同地域の農産物や製品の輸出に対する需要が弱まり始めている。

 

海外の物価上昇率金利の上昇を引き起こし、その結果、一部の東アジアや太平洋諸国で資本流出や通貨下落が起きた。

 

これらの要因により、債務返済の負担が増大し、財政余剰は縮小して、新型コロナの影響を受けた国々に大きな債務負担が生じている。

 

世界銀行 東アジア・太平洋地域のエコノミスト、アディティア・マトゥー氏は「政策立案者は、物価上昇と景気回復支援の間で厳しい妥協点に直面している」と述べた。

 

食糧や燃料、金融などのより良い政策は、成長に拍車をかけ、物価上昇を防ぐだろう付け加えた。

 

ベトナムの来年度のGDP成長率は6.7%と予測されており、依然として同地域で最も高い。

 

【翻訳編集】Hải Tình

 

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