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【翻訳記事】ハノイの人気スポット 観光客が列車と接触

記事:ホアン・フォン 2022年9月18日|午後8時41分(PT)

 

2022年9月、ハノイのトレインストリートに観光客が入るのを防ぐために設置されたバリケード(写真:VnExpress/トゥン・ディン)

 

ハノイ警察は、外国人観光客がハノイの人気スポット「トレインストレート」で写真を撮ろうとしたところ列車と接触した事故について捜査している。観光客に怪我はなかった。

 

事故は日曜日の正午に発生した。観光客の国籍は確認されていないが、列車の到着を知らせる警笛が鳴っているにもかかわらずバリケードをすり抜けた、とハノイ共産党委員会が発行するハノイモイ新聞が伝えた。

 

衝突後、大事には至らなかった観光客は立ち上がってその場を離れた。

 

今回の事故により、北部ラオカイ省からハノイに到着した列車はしばらくの間停止したため、ダイヤが乱れた。

 

先週末、市当局は安全対策として通り沿いのカフェを閉鎖した。

 

トレインストリートは、旧市街の中心部にあるディエンビエンとフゥンフン通りに沿って列車が走っており、両端にはわずか数センチの距離に建物が立ち並んでいる。

 

非常に珍しいその光景は、国内外の観光客、とりわけセルフィーが好きな人たちを魅了している。

 

3月から外国人観光客の受け入れを再開して以来、その通りは再び観光客に人気を呼び始めていた。

 

カフェは線路沿いにテーブルと椅子を設置しており、観光客は線路の真ん中で写真を撮っている。

 

【翻訳編集】Hải Tình

 

原文:

e.vnexpress.net

【翻訳記事】低スキル、低賃金 海外で苦しむ労働者

2022年9月15日|午後5時13分(PT)

ルオン・スアン・ホイさんが2018年に初めて日本に行ったとき、主に最も安く手に入るサーモンの頭とご飯を1年間食べていた。

 

ホイさんは、ベトナムで家を建てるためにかかった借金約115万円を返済するためにお金を節約しなければならなかった。

 

日本の工場で働くベトナム人技能実習生。(写真:VnExpress/タイ・デ)

 

34歳の彼は、仕事を探すために4年前に中部タインホア省を出た。初めの2年間は月額約9万円の収入があり、それはベトナムの同年代と比べてもはるかに高い。給料の5分の1を生活費に使い、残りを妻と子どもたちに送って借金を返済した。日本に行くために人材仲介業者に借りたお金は、今では2倍になった。

 

ホイさんは「日本人は、鮭の身を刺身にして頭は捨てますが、私はよくキャベツと一緒に調理して食べていました」と語った。

 

彼が旅行や娯楽のためにお金を使うことはない。

 

「日本での収入はベトナムよりも高いですが、生活費も高いです。」

 

「私たち労働者は、家族に送金するために贅沢なく倹約した生活を送る必要がある」と彼はいう。

 

ホイさんは、過去40年間で海外に出稼ぎに行った数百万人ものベトナム人の一人であり、そのほとんどが付加価値が少ない単純労働作業で最小限の収入を得ている。

 

ヴー・チー・チュオットさん(47)は5月、家政婦として働くために、台湾の最低賃金である約7万4千円で契約をした。

 

台湾政府は8月、最低賃金を約8万6千円に引き上げたが、彼女はすでに契約書にサインをしているため今後3年間は給与が上がらない。

 

「多くの家庭が家政婦に毎月14万ほど払っており、これは私の給与のほぼ2倍です。私と一緒にきた4人のベトナム人のうち、3人は仕事を辞め、より高い賃金を得るために不法に他の仕事をしています。」

 

ベトナム人労働者と台湾企業を繋ぐ仲介業者のトップによると、多くの人が台湾の地元の人がやりたがらない、家族や高齢者の世話をするような基礎的な作業をして最小限の給与を得ているという。

 

日本で3年働いたのち、2020年にベトナムに帰国したファム・ビエット・アインさんは、多くのベトナム人が、表面上は帰国後に活かすことができる技能を習得するために海外に行くが、本来はそうではないという。

 

労働者は通常、建設機械の操作や在庫確認の業務を任されているが、それらは高いスキルを必要としないため、最低限の給与しか得られないと彼は語った。

 

ベトナムコンサルティング会社エコノミカの代表代表取締役レー・ズイ・ビンさんは、今後10年から15年後は、ベトナムは徐々に若くて安い労働力の利点を失い、人口の高齢化が労働力不足を引き起こす可能性があると述べた。

 

これは、今後、ベトナムがさまざまな技術を習得する価値ある実習のために、より高いスキルを持つ労働者を送り出すべきであることを意味する、付け加えた。

 

40年、40市場

1980年11月に発行された決議によると、ベトナムは、国が計画経済から市場経済に転換していた1980年代に「[他国との]友好関係を通じて、国内経済に取り込まれていない多くの若者に職と訓練を提供することができることを政府は信じている」として、労働者を海外に送り出し始めた。

 

当時の主な労働市場は、ソ連東ドイツブルガリアチェコスロバキアの4か国であった。採用されて送り出される労働者のほとんどは、元軍人や公務員、工場員や高卒者だという。

 

1980年代、東ドイツの縫製工場で外国人マネージャーの横に座るベトナム人労働者。(アーカイブ写真)

 

1980年から1990年の間で、3万人の労働者が外国に送り出されたが、1990年代初頭のソ連崩壊により、4か国からのベトナム人労働者の需要が減少した。それにより、1990年から2000年にかけて政府は新しい労働市場を模索した。

 

日本や韓国、台湾などの一部のアジア市場は、人口の高齢化や地元の労働者が付加価値的な職に就くなど、整備士やハウスキーパー介護士の職が、ベトナムや他の東南アジア諸国からの労働者に頼る必要性が生まれた。

 

1992年、ベトナムは始めて日本と韓国に産業研修生や貨物船の船員として送り出した。

 

ベトナム人労働者にとって北東アジアが主要な市場になって以来、1991年の1000人から2000年の3万1000人に急増した。

 

2000年以降、労働力の輸出はベトナム経済にとってますます重要な役割を果たしており、2005年には8万人が18の国と地域に送り出された。

 

主に電気や電子、縫製や機械、木材加工など、ベトナム人労働者の働き口としてマレーシアは一番の労働市場であった。

 

2007年にマレーシアでジュエリーを作るベトナム人労働者。(写真:VnExpress/ホアン・カイン)

しかし、月額2万円から2万7千円ほどの低収入で、劣悪な労働環境は次第にマレーシアが魅力を失っていき、賃金の高い韓国や日本が労働者を取り込んでいった。

 

2015年までにわずか7,300人のベトナム人労働者がマレーシアにおり、2019年までに450人に急落した。

 

2012年から2019年の間で海外に出稼ぎに行った労働者の数は年間21%上昇したが、2020年から2021年だけは新型コロナの影響で減少した。

 

ベトナムは昨年に4万5000人を海外に送り出したが、世界経済が新型コロナから回復するにつれて、今年は2倍の数にしたい考えだ。

 

過去40年で、ベトナム労働市場は4から40の国と地域に、さらに30職種が増えた。

 

500を超える人材会社が、毎年10万人の労働者を海外に送り出しており、うち90%が台湾と日本である。

 

海外労働局のグェン・ギア・リエム副局長によると「海外で働く労働者の数は、ベトナムの労働力の7%〜9%を占めている。これにより、国内での雇用創出に対する圧力が緩和される」という。

 

1980年代に、労働者はアイロンや炊飯器などを家族に送ったが、今では年間約4,000億円から約5,400億円が毎年送金されている。また、ハイズオン省タインホア省ゲアン省では若者が主に海外に出稼ぎに行っていることから「労働輸出」の村と言われている。

 

 

海外で働くベトナム人労働者数



低スキル、低収入

専門家によると、日本や韓国に行っている労働者は、高い技術を必要としない仕事しかせず語学力も限られているが、月額約13万5000円から約24万円を稼いでいるという。

 

労働者を日本に送り出しているエスハイのグェン・スアン・ラン副社長は「長年にわたり、ベトナムの政策は貧困労働者の仕事を見つけることだけに焦点を絞っており、海外のテクノロジーやマネジメント能力に触れるようにすることに関心はありませんでした」と述べた。

 

スキルを備えた出稼ぎ経験者の割合を増やすことは、彼らがそこで学んだことを帰国後にベトナムに役立てることは必要で、また特定の分野を優先することも重要であるという。

 

帰国した多くの人は家を購入し、ビジネスを始めるが、ほとんどの人は海外にいる間にスキルが向上しないため仕事を見つけるのに苦労すると付け加えた。

 

当局は、労働者に契約満了後に帰国するよう説得することにも頭を悩ませており、ベトナムでも同じ高収入が得ることができないのではないかと恐れ、多くの人が海外で不法滞在することを選ぶという。

 

これは、重要な労働市場で反発を招いている。

 

台湾での例をとると、2005年にベトナム人の家政婦の受け入れを停止し、2015年に解禁されたばかりである。

 

韓国では、2013年から2016年の間でほとんどの業種でベトナムからの新規労働者の許可を停止したが、未だ数千人のベトナム人が不法に滞在している。

 

ハティン省労働傷病兵社会問題局のダン・ヴァン・ズン副局長によると、2022年から2030年にかけて、労働力の輸出問題を解決するためには完全な戦略が必要という。

 

その戦略がなければ、ベトナム人労働者は低スキルで立ち往生し、国の発展に影響を与える可能性があると彼は懸念した。

 

記事:レー・トゥエット、ホン・チエウ

【翻訳編集】Hải Tình

 

原文:

e.vnexpress.net

【翻訳記事】ドンナイ省 地下鉄路線の拡張を求める

2022年9月16日 - 18:03

地下鉄の路線がビエンホア第一工業団地まで拡張されると、ビエンホア中心部にまで繋がることになり、ホーチミン市との都市間移動が改善される。

 

その用地が変わりつつあるビエンホア第一工業団地。−写真:tuoitre.vn

 

ドンナイ− ドンナイ省運輸局は、ベンタイン−スオンティエン間の地下鉄路線をビエンホア第一工業団地まで拡張することを求めた。

 

同局は、ドンナイ人民委員会に対し、ベンタイン−スオンティエン間の地下鉄路線を、ビエンホア市のアンビン区にあるビエンホア第一工業団地まで拡張することを首相に提案するよう要請した。

 

地下鉄路線は当初、ホーチミン市ドゥック区にあるスオンティエンウォーターパークから、ビエンホア市タンビエン区にあるサットマーケットジャンクションまで運行する予定であった。

 

当局担当者は、路線がビエンホア第一工業団地まで拡張されると、同市の中心地に繋がることになり、ホーチミン市との都市間の移動が改善されると述べた。

 

またこの計画の変更は、同省の土地開発計画にとっても良いことである。

 

ビエンホア第一工業団地は、工業のまちから、都市開発や商業化、サービス用地などに変容する過程にある。

 

300ヘクタールの工業団地は、二分割される予定である。その一部は同省行政センターに使用され、もう一方は都市化や商業化、サービスを提供する場として開発される。−VNS

 

【翻訳編集】Hải Tình

 

原文:

vietnamnews.vn

【翻訳記事】ハノイ 人気の観光スポットを封鎖

記事:ヴォ・ハイ 2022年9月15日|午前12時30分(PT)

 

2022年9月15日、観光客の立ち入りを防ぐため、ハノイのトレインストリートにバリケードを設置する警察官(写真:VnExpress/ジャン・フィ)

 

ハノイの警察官は、安全上の懸念から、今週末に閉鎖される、有名な線路沿いのカフェを訪れるのを防ぐためのバリケードを設置した。

 

木曜日の朝から、ハノイの旧市街中心部にあるホアンキエム地区のチャンフー通りやフゥンフン通り、ディエンビエンフー通りを含むトレインストリートへの入り口が、警察官によって封鎖されている。

 

一部のカフェは、早朝の来店客を迎えるため営業を継続していたが、警察官は店を閉めるよう求めた。

 

国内外からの観光客の多くは、古い家屋やカフェが立ち並ぶ全長300メートルの線路に入れなくなることを残念がった。

 

電車が通るハンボン区のディン・バー・フン副区長は、地元当局は水曜日の夜、周辺のすべての事業所を点検し、事業許可のない店舗は直ちに営業を停止するよう命じたと述べた。

 

ホアンキエム地区当局によると、鉄道安全規定に違反し、事故の危険をもたらす可能性のある線路沿いの事業所は30世帯あるという。

 

 

2022年9月15日、ハノイの線路沿いにあるカフェを訪れる外国人観光客(写真:VnExpress/ジャン・フィ)

ホアンキエム地区のグェン・アイン・クアン副区長によると、地元当局は関連機関と協力して線路沿いの観光を開発するが、事業所は鉄道安全規定に準拠する必要があるという。

 

ハノイ当局は木曜日、安全を確保するため、今週末までに線路沿いのカフェは閉鎖させられる述べた。

 

ハノイのトレインストリートには、旧市街の中心部にあるディエンビエンフー通りとフゥンフン通りに沿って線路があり、両端にはわずか数センチの距離に建物が立ち並んでいる。

 

非常に珍しいその光景は、国内外の観光客を魅了している。

 

3月から外国人観光客の受け入れを再開して以来、通りは再び観光客に人気を呼び始めている。

 

カフェは線路沿いにテーブルと椅子を設置しており、観光客は線路の真ん中で写真を撮っている。

 

現在、ハノイを通過する列車の本数は制限されたままである。ハノイ駅からは、ハノイーハイフォン間の列車が土日は3本、平日は1本しか運行されていない。

 

さらに、毎週月曜日と火曜日と金曜日には、ハノイからラオカイまでの列車がある。

 

【翻訳編集】Hải Tình

 

原文:

e.vnexpress.net

【翻訳記事】ハノイ 低家賃の二畳一間が人気のワケ

記事:クイン・グェン 2022年9月14日|午後8時14分(ハノイ)

 

チャン・ディン・ドゥックさんは、卓上机と大人一人が横になるのにちょうど十分なスペースの小さな部屋にかがみながら入った。

 

ゲアン省の中心部出身のドゥックさん(21)は、2畳にも満たない賃貸部屋を「マッチ箱」と揶揄した。彼は2年間ここに住んでいる。

 

「僕は朝から晩まで働いているので、寝る部屋だけがあればいいのです。他に家具はないので、大きな部屋を借りるのにお金をかけたくないですから。」

 

彼は9畳ほどの部屋を月々およそ1万7千円〜2万円で借りていたが、彼の限られた収入では負担が大き過ぎたという。幸運にも、いわゆる蜂の巣部屋(nhà trọ tổ ong)がベトナムに出始めた。

 

「今は月々たったの5000円程度に、プラス水道光熱費と手数料を払うだけです。低コストにもかかわらず、利便性と清潔さがあります。」

 

(2022年8月25日、ハノイのグェン・フック・ライ通りある2畳ほどの部屋にいるチャン・ディン・フックさん(写真:Vn-Express/クイン・グェン)

フックさんの階下に住むフン・クオンさんは、2019年からここの部屋を借りており、月々の家賃と水道高熱費の合計は7,500円にも満たないと語った。

 

「新型コロナの2年間と今の物価高の中では、低所得者にとってこの賃貸住宅は特に理想的です。」

 

ハノイのドンダー区にある貿易大学に通うキエウ・チャンさん(19)は、大学生の財布に優しいことは有り難く、一人で住む人にとって理想と語った。

 

彼女が初めてここの物件に来たとき、15〜20メートル四方の2階建ての建物が、複数の部屋に分かれていることに驚いたという。

 

「部屋が狭く、風通しが悪いと思うかもしれませんが、いつもエアコンをつけていれば部屋はかなり涼しいです。もちろん共同の洗濯機や浴室、キッチンは使い放題です。」

 

キエウ・チャンさんの窓付き部屋(写真:Vn-Express/クイン・グェン)

韓国語で「コシウォン」として知られるこられのハチの巣箱は、およそ40年前に韓国で初めて登場し、大学生が試験勉強をする時に外の世界をシャットアウトできるように設計された

 

最近では、このような賃貸住宅は日本や香港では一般的であり、2、3畳ほどの広さで、寝る場所だけを必要とする主に学生や留学生、低所得者向けだという。

 

ベトナムでは、2019年にハノイの都市部で登場した。それぞれの物件は共有の駐車場付きの5階建てで、1階にはキッチンや物干しスペースがある。残りの階には1人向けに十分な間取りの部屋がある。

 

フックさんらが住むこの物件は全部で33部屋あり、電気やコンセント、吊り棚や換気扇が設置されている。すべての部屋にセントラル空調システムが完備されている。

 

廊下やキッチン、トイレや物干しスペースは、週に1、2階清掃される。管理人が常駐し、部屋の設備に異常があった場合は修理してくれる。

 

1階にある共同キッチン(写真:Vn-Express/クイン・グェン)

ハノイで200棟のビルを経営するチュ・ズイ・ルエンさん(27)は、ここ3年で2千人近くが入居しており、そのうち60〜70%が男性という。

 

パンデミック期間中は学生や労働者が故郷に戻ったため、居住者の数は30%減少しました。ですが、今年はじめにはパンデミック以前の数にまで回復しました。入居率は常に9割を超えていて、平均の契約期間は6か月です。」

 

低家賃には、騒音や火災の危険性など、明らかな欠点があるという。

 

チャンさんは「上の階の人がスピーカーのまま電話をしたり大声で話していると、下の階の人に全部聞こえます」と語った。

 

さらに、各階に1つのトイレを十数人で使わなければならず、その結果、早朝や夜遅くには長蛇の列ができる。

 

カウザイ区のグェン・ゴンさんは、以前はお金を節約するために部屋を借りていたが、火災の安全性を懸念してすぐに引っ越したという。

 

ゴンさんは「各部屋は木で隔てられていて、不幸な火災事故によって自分の命を危険にさらすのではないかと恐れていました」と語った。

 

「だから安全と引き替えに、高い家賃を払うことを受け入れました。」

 

ルエンさんは、防火に関する当局との誓約書に署名し、間仕切り部屋に使われている木材は耐火性で、部屋では喫煙できない、とそれらの不安を否定した。

 

「各階には消化器と縄はしごが設置されています。」

 

しかし、防火に関する書類を求められたとき、彼は提示することができない。

 

フックさんは、狭い部屋に住んでいてリスクの可能性はあるが、低家賃なので満足していると述べた。

 

「仮に収入が増えたとしても、自分のニーズを満たして他のことに節約できるので、ここに住み続けると思います。」

 

【翻訳編集】Hải Tình

 

原文:

e.vnexpress.net

【翻訳記事】日本 一部ビザ免除 観光需要を喚起

記事:ロイター通信 2022年9月14日|午後5時59分(PT)

 

2022年6月18日、京都の人気観光スポットを散策する観光客(写真:ロイター通信/サトシ・スギヤマ)

 

日系新聞は木曜日、日本はインバウンド効果をねらい、10月から一部の観光客のビザ要件を免除し、1日あたりの入国者数の制限を撤廃すると報じた。

 

報道機関によると、これを受けて、アメリカやその他特定の国からの短期観光目的のビザを免除し、1日あたり5万人の入国者数の上限を撤廃すると報じた。

 

報道によると、日本の岸田文雄首相は近日中に発表する予定である。

 

さらに、米国連邦準備銀行(FRB)のタカ派姿勢を示したことにより、対ドル為替で24年ぶりに円が安値で下落している。それにより日本政府は、旅行要件を緩和することで、観光客の購買意欲の増加を期待すると報じている。

 

日本は先週、1日の入国者数を2万人から5万人に引き上げ、出発前のPCR検査の要件を撤廃し、主要国の中で最も厳しい水際措置を緩和する。

 

パンデミック以前、日本は68の国と地域からの観光ビザを必要としていなかった。

 

原文:

e.vnexpress.net

【翻訳記事】ゲアン省で洪水 数百人が孤立

2022年9月14日 09:26

キーソン地区人民委員会は、甚大な洪水により約3億5千万円以上の損害が発生したと推定した。

 

孤立集落に物資を届けるゲアン省当局(写真:giadinhonline.vn)

 

ゲアン省- 洪水被害に見舞われたキーソン地区に住む数百人の住民は、9月4日以来長く続いた大雨の後に軍や警察、ゲアン省当局によって救助された。

 

バオナム自治区ナムティエンの52の村が孤立し、影響を受けなかったのは2の村だけであった。キーソン地区人民委員会によると、9月12日までに、160を超える家屋が浸水し、うち8棟が倒壊、66棟が損害を受けたと明らかにした。

 

数百ヘクタールの作物と養殖池が洪水によって流された。

 

バオナム自治区では26世帯が倒壊し、多くの牛が流されるなど最も影響を受けた地域である。長引く大雨と土砂災害により道路が寸断され、村が孤立した。

 

キーソン地区人民委員会のトー・バー・レー副委員長は、家畜や畑が濁流に飲み込まれていくのを目の当たりにした多くの住民が心を痛めたと述べた。

 

キーソン地区人民委員会は、甚大な洪水により約3億5千万円以上の損害をもたらしたと見積もっている。

 

同地区当局は住民に合計3.7万トンの米や740箱のインスタントラーメン、740本の魚醤や1,000パックの調味料を支給した。

 

トー・バー・レー副委員長は「地元当局は、迅速に住民を支援するため、数百人の警察官や軍隊、青年組合員を動員した」と述べた。

 

9月12日、警察は氾濫した川を渡って500箱のインスタントラーメンや150キロの干し魚を最も被害を受けた自治区3か所(バイナム、タン、チェウルゥ)の住民に届けた。

 

状況をさらに複雑にしたのは、タンとチェウルゥを結ぶ道路に大量の土砂が流れ込み、1棟の家屋が倒壊、他5棟がひどく損壊、7ヘクタール以上の作物が浸水、7世帯が避難を要したことである。

 

「浸水地域の住民に食糧物資を届けるために道路の再開を目指しています。しかし、川の水位が上昇し、多くの地域で深刻な土砂災害に見舞われているため、物資の輸送を困難にしています。」

 

「集落をまたぐ道路を復旧させるため、昼夜を問わず重機や作業員を動員します」とトアイさんは語りました。

 

大雨と鉄砲水によりチェウルゥ自治区のダム施設などが被害を受け、約5億2,500万円の損害をもたらした。VNS

 

【翻訳編集】Hải Tình

 

原文:

vietnamnews.vn