記事:ホアン・フォン 2022年11月8日|午前12時56分(PT)
ガルフストリーム・エアロスペース社製のG700は、超長距離ジェット機のワールドツアーの一貫でベトナムとアジア太平洋地域でデビューを果たした。
G700は先週末、同社G600とG650ERとともに、北部クアンニン省にあるヴァンドン国際空港で開催された民間航空機の展示会に参加した。
ベトナムに向かう途中、G700はイスタンブールからヴァンドンの都市間で、4,573海里を9時間2分、平均時速は約600マイル(965km/h)で同機の最高速度記録を打ち立てた。
この記録は、国際航空連盟(FAI)による検証待ちである。
アビエーション・インターナショナル・ニュースによると、ガルフストリーム社のマーク・バーンズ社長は「ガルフストリームにとって、ベトナムと東南アジアは強力に発展している市場である」と述べている。
G700は機体の全長や横幅、キャビンの高さに至るまですべてが最大級で、19名まで搭乗することができるほどのビジネスジェット業界を牽引する存在であるという。
機内には大部屋やキッチン、バスルームなど5つに隔てた設計仕様になっている。
同社アジア太平洋地域のウェイン・オーデウォルト副社長によると、ベトナムはビジネスジェットと航空全般の両方で成長する可能性を秘めているという。
オーデウォルト氏は「G700がアジア市場で最初の進出先にベトナムを選んだ理由がそこにある」と述べた。
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【翻訳編集】Hải Tình
原文: