記事:ディエップ・アイン 2022年11月4日|午前4時30分(PT)
豪華な航空機を手掛けるガルフストリームとサングループのサンエア航空が主催の航空展示会が、11月5日と6日の日程でヴァンドン国際空港で開催される。
展示会は、起業家や潜在顧客を含む両会社のVIP顧客向けに開催され、世界中の億万長者やビジネスパーソンから愛用されるキャリアブランドのガルフストリームからは超高速かつ安全な豪華航空機が展示される。
航空展示会2022は、ベトナムの豪華な旅行産業と国際貿易を盛り上げる重要な節目となる。
展示会には、航空業界で数々の賞を受賞したガルフストリームで人気のG600とG650Rの2機が展示される。2機は高速で飛行するための並外れた性能と能力を備えており、マッハ0.9(時速1,103km)の速度で年間50時間以上のフライト時間を節約できる。
それらの機体は、性能や安全性や快適性の基準を設け、離着陸が可能な能力を備えてかつ高度なテクノロジーを要する空域を飛行することができる。
ガルフストリームは、このイベントにアジアとベトナムで初となる同社のG700シリーズも出展する。
同社の代表者によると、G700は機体の全長や横幅、キャビンの高さに至るまですべてが最大級で、19名まで搭乗することができるほどのビジネスジェット業界を牽引する存在であるという。
機内には大部屋やキッチン、バスルームなど5つに隔てた設計仕様になっている。
同社アジア太平洋地域のウェイン・オーデウォルト副社長によると、ベトナムはビジネスジェットと航空全般の両方で成長する可能性を秘めているという。
オーデウォルト氏は「G700がアジア市場で最初の進出先にベトナムを選んだ理由がそこにある」と述べた。
彼はまた、同社が乗客のフライト体験を向上させるために努めていることを強調した。
航空展示会2022は、国際貿易業務を促進する条件を確立し、海外の投資家や起業家をベトナムに引き寄せることが期待されている。
オーストラリアの旅行関連雑誌によると、今回のイベントは、観光産業にとって「ベトナムは世界クラスの豪華なサービスが数多くある魅力的な進出先である」ことを再び示すという。
サングループのダン・ミン・チュオン会長によると、今回の展示会はサンエア航空における重要な成果を果たすだけでなく、ベトナムがハイエンドトラベラーにとって豪華な旅先になりつつあることの証明であるという。
「国際的に有名な航空会社を有望な顧客に届けることで、私たちはハイエンド市場で取引を促し、あわせてベトナムを世界に売り出すと同時に世界のエリートたちをベトナムにもたらす架け橋を目指す。」という。
「国際的に認知されている航空会社をターゲット層に紹介することで、ハイエンド市場での取引を増やし、世界のエリートたちをベトナムに惹きつけたい」とチュオン氏は述べた。
3月にハイエンド市場に進出した共同航空会社のサンエア航空は、オーダーメイドの特殊なフライトサービスと、民間航空としての運行やチャーター便、観光目的の商業用の2つのサービスを提供している。
それから6か月後、ベトナムの民間航空局は、厳格な運行基準を完全に準拠していることを確認したあと、9月29日にサンエア航空に国内戦と国際線の両方を含む運行範囲の航空運送事業許可(AOC)を承認した。
サンエア航空初のガルフストリーム社製G650ER機は9月と10月に運行が開始され、ハイスピードや安全性、快適性を提供する。
【翻訳編集】Hải Tình
原文: