記事:レー・トゥエット 2022年10月18日|午前6時14分(PT)
大規模な火災に見舞われた韓国資本の靴製造メーカーであり、ナイキの供給元でもあるチャンシン・ベトナムの労働組合の担当者によると、工場の復旧までに1週間かかるという。
労働組合代表のダン・トゥアン・トゥ氏はVnExpress International の取材に対し、月曜日の午後に発生した火災により、労働者たちは他の製造ラインに割り当てられたと述べた。
トゥ氏は、火災が発生した当時、工場ではおよそ120人が働いていたが、火災で死者が出なかったことは不幸中の幸だと述べた。
現時点で火災の原因の究明に至っておらず、被害の全容も明らかになっていない。
工場内の原材料や資材は損壊の被害に遭った一方で、同社は韓国企業の火災保険に加入していたという。
トゥ氏は、火が燃え広がってすぐに労働者全員が資材を外に持ち出して避難をし、消火活動にあたったと述べた。
チャンシン・ベトナムの工場では、1995年から革製品や靴などを製造している。工場には約4万人が働いており、ドンナイ省にある同社は南部地域で最大の雇入れ先である。
およそ4か月前にも、同社の1,000平方メートルの作業場で火災が発生し、多くの建物に甚大な被害をもたらしていた。
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【翻訳編集】Hải Tình
原文: