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【翻訳記事】ASEAN企業がアジア地域のキープレイヤーに

記事:フォン・ヴァン 2022年10月7日|午前5時40分(PT)

 

IPPGのレー・ホン・トゥイ・ティエン代表取締役兼CEOは、ASEAN企業はデータやテクノロジーを活用し、持続可能なソリューションを開発することで世界経済における地位を確立できると述べた。

 

韓国アセアンセンターの事務総長からの正式な招待を受けて著名なゲストスピーカーとして世界知識フォーラム2022(WKF)に出席したアイメックス・パンパシフィック・グループ(IPPG/Imex Pan Pacific Group)のティエン氏は、世界経済におけるベトナム企業の位置付けについて話した。

 

このイベントは「超回復:世界の繁栄と自由の回復」をテーマに韓国のソウルで行われた。フォーラムには注目の専門家や政治家、名だたるグローバル企業のリーダーたちが招待された。ASEANアントレプレナー2021の受賞者と、韓国や他の国からの企業を含む5万5000人以上がオンライン形式や対面でのディスカッションに参加した。

 

ASEAN開発アウトルック(ADO)が2022年7月に出した報告によると、ASEANは目覚ましい進歩を遂げ、米国、中国、EUに次ぐ第4位の経済圏になった。ASEANはまた、2021年にGDPが3.3兆ドルに達した世界で最も経済成長が顕著な地域の一つである。

 

ティエン氏は、ASEAN企業が「キープレイヤー」になる多くの要因があると述べた。彼女は、データとテクノロジーの力、持続可能なソリューションやエネルギー転換などいくつかの要素を指摘した。

 

それ以外にも、企業は有機的成長、提携やM&Aに応じて事業規模を拡大する必要があるという。

 

世界知識フォーラム2022に出席するレー・ホン・トゥイ・ティエンCEO(右)(写真:IPPG)

 

彼女はIPPGが新型コロナ禍に打ち勝った経験談について話した。25の事務所と1,200の店舗を閉鎖し、リモートワークに切り替えた。サプライチェーンや物流が混乱したとき、IPPGはベトナム初の貨物エアラインの一つとなるIPPエアカーゴを設立し、国内と世界の両方でサプライチェーンの混乱を解決した。

 

ティエン氏は「韓国は、2021年にベトナムにとって第3位の二国間貿易相手国となりました。2022年の最初の7か月間では、対ベトナム投資国72か国の中で韓国の総投資額は33億ドルで第2位でした」と、韓国とASEANの経済関係についても言及した。

 

「文化的交流は両国の発展の基礎を築くことができますが、最も重要な要素は経済的交流です。韓国の経済発展とベトナム市場経済への移行に関する教訓を共有することが含まれています」とティエン氏はいう。

 

韓国ASEANセンターとメギョンメディア主催の世界知識フォーラムは、ASEAN加盟国10か国と韓国との経済協力を促進する政府間組織である。

 

フォーラムは年に一度開催され、ビル・ゲイツ氏やジャック・マー氏、ヒラリー・クリントン元米国務長官トニー・ブレア元英首相など、有名大学の専門家や起業家、政治家などが招かれている。

 

【翻訳編集】Hải Tình

 

原文:

e.vnexpress.net