記事:ハー・トゥ 2022年10月6日|午前7時(PT)
ネットフリックスは、ベトナム戦争の歴史が歪曲して演出がされているというベトナム当局からの抗議を受け、韓国ドラマ「シスターズ」の同国での配信を中止した。
ネットフリックスの担当者は木曜日、ベトナム情報通信省傘下の放送電子情報局から出された文書に従い、ベトナム国内での当該作品の配信を中止すると発表した。
ベトナムの機関は、第3話と第8話の中で俳優がベトナム戦争に関する不正確な発言をしたことは国内メディアを乱し、映画法に反しているとして当該作品の削除を要請した。
当局のトップであるレー・クアン・トゥー・ドー氏によると、ネットフリックスは木曜日の午後3時に配信を中止したという。
「ネットフリックスはコンテンツの取り扱いに関する法律と規制を常に支持し、遵守してきた。しかし、映画の作品数が多いことからまだ誤りがあることを認めている。ネットフリックスは社内でのチェック体勢を強化し、間違いを最小限に抑える」と、ドー氏は付け加えた。
ネットフリックスはまた、駐在事務所または現地法人の設立を検討するとした。
先月6月には、大人気ドラマ「パイン・ギャップ -諜報機関実録-」の中で、中国がインド太平洋地域で一方的に設定した「九段線」が描かれた「違法な画像」が含まれていることを規制当局が見つけ、その後6話分の配信を取りやめた。
ネットフリックスのオリジナル韓国ドラマ「シスターズ」は、原作の「若草物語」を韓国ドラマ風にアレンジを加えて9月に公開された。
チョン・ソギョンが監督し、キム・ヒウォンが演出したこの作品は、オ・インジュ(演-キム・ゴウン)、オ・インギョン(演-ナム・ジヒョン)、オ・イネ(演-パク・ジフ)の貧しい3人の姉妹の苦労を描く。
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【翻訳編集】Hải Tình
原文: