【翻訳記事】無印良品 ベトナムで4店舗目をオープン

記事：ダット・グェン 2022年11月10日｜午後11時42分（PT）

日本の小売販売を手掛けるMUJI（※注：日本語ブランド名は無印良品）は、ベトナム国内での4店舗目をホーチミン市7区にあるクレセントモールに出店し、同市で2店舗目のオープンとなった。

今回の出店は、ブランド力を拡大し国内での供給網を徐々に国内に移すことが狙いである。

木曜日にオープンした新店舗は、1,200平米の広さで2階フロアに分かれて商品が陳列されている。店内では衣料品やコスメ、家具や家庭用品、食品に至るまでさまざまな商品が販売されている。

ホーチミン市のクレセントモールに新しくオープンしたMUJIに並ぶ客＝2022年11月10日（写真提供：MUJI）

MUJIは、これから、製造過程においてベトナムの現地企業と提携して国内市場のニーズに合わせて開発された商品の数を増やしていく。

この供給網の移行で製造コストを抑えることにより、小売価格も下げることができる。

MUJIベトナムの永岩 徹也CEOは「長い目で見れば、供給網の現地化で恩恵を受けるのはベトナムの消費者だけではなく、同国の発展にも貢献することができます。そこではより多くの雇用が生まれ、現地の製造業と提携する機会が増えることでしょう」と述べた。

同社は、ベトナムのデザイナーや社会的企業とコラボして、環境にやさしいトートバッグを開発した。

MUJIは、1980年に創設された。ベトナムでの初出店は2020年11月で、世界に1000店舗ある。

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【翻訳記事】ニュージーランド首相 ベトナムを訪問

記事：フェン・レー 2022年11月10日｜午前5時6分（PT）

オーストラリアのシドニーで記者会見をするジェシカ・アンダーソン・ニュージーランド首相＝2022年7月（写真：ロイター）

ベトナム外務省は木曜日、ニュージーランドのジェシカ・アンダーソン首相がファン・ミン・チン首相の招待を受けて、11月14日〜17日の日程でベトナムを訪問する予定であると発表した。

ベトナムとニュージーランドは、2020年に両国関係の位置付けを戦略的パートナーに格上げした。さらに両国の2021年の貿易高が13億ドルに（≒1,755億円）達し、2020年から26.7%増加した。

ニュージーランドはベトナムに対して、2021年7月から2024年6月にかけて1600万ドル（≒21億6,000万円）相当のODAを提供することを約束した。

ブイ・タイン・ソン外相は、9月のニュージーランド訪問で同国に対し、ベトナムの農産物を輸出する機会の提供を要請した。外相はまた、ニュージーランドが持続可能な農業、気候変動への対応、医療や技術革新などの分野におけるベトナムへのODA援助を提供し続けることを望んでいると述べた。

ニュージーランドのナナイア・マフタ外相は、加工や小売、農業などの分野におけるベトナム企業のニュージーランドへの投資をさらに強化する機会を提供することに合意した。

両外相は、南シナ海問題を含む安全保障に対する立場を共有しながら、特に国連やASEANの多国間組織やフォーラムで協力し、互いに支持することで一致した。

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【翻訳記事】ガルフストリーム ベトナムでお披露目

記事：ホアン・フォン 2022年11月8日｜午前12時56分（PT）

クアンニン省にあるヴァンドン空港に駐機するガルフストリーム社製のG700（写真提供：Gulfstream）

ガルフストリーム・エアロスペース社製のG700は、超長距離ジェット機のワールドツアーの一貫でベトナムとアジア太平洋地域でデビューを果たした。

G700は先週末、同社G600とG650ERとともに、北部クアンニン省にあるヴァンドン国際空港で開催された民間航空機の展示会に参加した。

ベトナムに向かう途中、G700はイスタンブールからヴァンドンの都市間で、4,573海里を9時間2分、平均時速は約600マイル（965km/h）で同機の最高速度記録を打ち立てた。

この記録は、国際航空連盟（FAI）による検証待ちである。

アビエーション・インターナショナル・ニュースによると、ガルフストリーム社のマーク・バーンズ社長は「ガルフストリームにとって、ベトナムと東南アジアは強力に発展している市場である」と述べている。

G700は機体の全長や横幅、キャビンの高さに至るまですべてが最大級で、19名まで搭乗することができるほどのビジネスジェット業界を牽引する存在であるという。

機内には大部屋やキッチン、バスルームなど5つに隔てた設計仕様になっている。

同社アジア太平洋地域のウェイン・オーデウォルト副社長によると、ベトナムはビジネスジェットと航空全般の両方で成長する可能性を秘めているという。

オーデウォルト氏は「G700がアジア市場で最初の進出先にベトナムを選んだ理由がそこにある」と述べた。

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【翻訳記事】ベトナム・カンボジア さらなる関係強化へ

記事：タイン・ダン 2022年11月8日｜午前6時6分（PT）

プノンペンで会談するファン・ミン・チン首相（前列）とカンボジアのフン・セン首相＝2022年11月8日（写真：ベトナム政府ポータル）

ファン・ミン・チン首相とカンボジアのフン・セン首相は火曜日、すべての分野における2国間の関係をさらに強化することで合意した。

プノンペンでチン首相を歓迎したフン・セン首相は、チン首相のカンボジアへの公式訪問はベトナム・カンボジア外交関係樹立55周年を迎える両国にとって重要な意味合いがあると述べた。ベトナムの国連人権理事会（2023年〜2025年）への選出についても祝意を表した。

両首脳は防衛力の強化および安全保障における協力について合意し、敵対勢力が周辺地域の安全と利益を脅かすことを容認しない原則を強調した。

また、政治的安定や安全保障、秩序や社会の安全の維持にあわせて、人身取引や違法薬物の売買などの国境を超えた犯罪の防止に向けて既存の合意と仕組みを展開する。

チン首相は、カンボジアで騙されて不法に労働させられたベトナム市民の救出に緊密な協力をしてくれたカンボジア当局に謝意を伝えた。

両首脳は、2021年の貿易取引高が95億ドルに達し、2020年に比べて80%増加するなど、商業および投資が両国の輝かしい関係であることで意見が一致した。今年はじめの9か月における貿易取引高は、前年比16.7%増の84 億 5000 万ドルに達した。

ベトナムは、カンボジアで198の投資プロジェクトに積極的に参画しており、 登録総資本金は29.2億ドルで、これはASEAN加盟国のなかで最も多く、カンボジアへの投資が多い上位5か国のなかでもトップである。

両首脳はインフラと政策の両面において、2国間の経済的つながりを強化することで合意した。

チン首相は、ベトナムの企業がカンボジア国内での事業活動および投資におけるより有利な環境を整えることを要求した。

国境に関して両首脳は、合意事項の尊重および完全な履行することで一致し、国境の画定と標識の設置が未だ完了していない16%の境界の妥当な解決に向けて引き続き交渉を行っていくことで合意した。

チン首相は、2023年に第32回東南アジア大会（SEA Games）が開催されるにあたり、ベトナムはその経験を共有し、カンボジアを支援する用意があることを断言した。

複雑な地域および世界的発展のなかで、ベトナムとカンボジアは関係を強化し、多国間フォーラムにおける、とりわけASEANの枠組みおよびメコン準地域における協力と支援を行う必要があることで両首脳は合意した。

両首脳は、安全保障や警備および海上の自由の重要性にあわせ、信頼の醸成および国際法の遵守、平和的手段による紛争の解決することを強調した。

ベトナムとカンボジアは、関係当事国が「南シナ海における関係国の行動宣言（ＤＯＣ）」を完全に遵守することを支持した。また、南シナ海行動規範（COC）策定のプロセスを急ぐことを両首脳は強調した。

チン首相は、2日間（11月8日〜9日）の日程で公式訪問のためにカンボジアに滞在し、その後4日間（11月10日〜13日）にわたってASEAN首相会議および関連会議が行われる。

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【翻訳記事】ベトナム首相 カンボジア訪問はじまる

記事：ゴック・アイン 2022年11月7日｜午後4時45分（PT）

ファン・ミン・チン首相は火曜日、カンボジアを公式訪問し、首相就任以来初の隣国への訪問となる。

チン首相と政府高官は、カンボジアのフン・セン首相からの招待を受けて早朝にハノイのノイバイ空港から出発し、2日間（11月8日〜9日）の日程で公式訪問する。

首相は訪問期間中、ASEAN首脳会議にあわせて10日〜13日で開催されるその他関連会議にも出席する。

プノンペン到着時にカンボジア政府高官に出迎えられるファン・ミン・チン首相（右）＝2022年11月8日（写真提供：ベトナム政府ポータル）

外務省が月曜日に公開したインタビューのなかでグェン・ミン・ヴー副外相は、首相の訪問はさまざまな分野において重要な節目となると語った。

「今回の訪問は両国にとって2国間関係を加速するとともに、特に経済や貿易、観光分野において包括的な協力を再開し、世界的な経済状況からの悪影響に強い経済を構築する機会となるだろう」と述べた。

今回の訪問は、2国間の友好的な隣国関係と包括的かつ安定的な協力の意味合いを持つ。

ベトナムは、ASEANおよびカンボジアへの最大の直接投資を行う5か国のグループのなかで主導的なポジションを維持している。

今年はじめの9か月における貿易取引高は、前年比16.7%増の84 億 5000 万ドルに達した。

ASEAN首脳会議とその他関連会議は、地域的かつ世界的な安全保障および経済情勢を踏まえた複雑な展開を見せるなかプノンペンで開催される。

ASEANおよび世界各国の首脳たちは、経済をすぐに回復させ、現在の安全保障上の危機的状況を解決するために議論を行い、合意をめざす。

副外相は「これは挑戦であると同時に、ASEANが地域の問題を解決するために重要な貢献をする中心的な役割と能力があることを確認し続ける機会でもある」と述べた。

ASEAN首脳会議は通常、年に2回開催される。

外務省のレー・チー・トゥ報道官は、11月3日の記者会見で、今回はチン首相にとってASEAN首脳会議と地域圏やパートナー間の会議に直接出席するのは初めてのことであると述べた。

これらのハイレベル会合は、新型コロナウイルスの影響で2年以上中止されていた直接的な交流と対話が再開されたことを示すという。

サミットの枠組みのなかで、チン首相は20以上の行事への参加および各国首脳や国際機関と現在の問題について議論する会議に出席する予定である。

チン首相はカンボジアのフン・セン首相との会談や、ベトナム・カンボジア間貿易および投資促進フォーラムへの出席、カンボジア政府高官たちと面会する予定である。

アメリカのホワイトハウスは今月初め、ジョー・バイデン大統領もカンボジアを訪れ、毎年開催されるASEANサミットに出席する予定であると発表した。

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【翻訳記事】中国で人身取引された女性 27年ぶりに故郷へ

記事：ドゥック・フン 2022年11月4日｜午後11時30分（PT）

ハティン省ロックハー地区で家族と再会するチャン・チー・ローさん＝2022年11月3日（VnExpress/ドゥック・フン）

騙されて中国で1995年に人身取引された女性はベトナム中部で家族との再会を果たしたが、子どもたちと中国に戻ることを切望している。

チャン・チー・ローさん（54）は、ハティン省ロックハー地区で9人兄弟のもとに生まれた。

1992年、彼女と家族のうちの数人は商売をするため中央高原地帯に位置するダクラク省を訪れた。

彼女の家族はローさんについて、不安定な精神状態で「おっとり」していると説明した。

1995年、ローさんが27歳の時、兄弟と滞在していたダクラク省で彼女は行方不明になった。

彼女の義理の兄弟であるグェン・ドゥック・ジウさんによると、家族は何年もかけて警察やメディアの手を借りて彼女を探したがどこにもいる気配はなかったと述べた。

ジウさんの息子のグェン・ドゥック・ディエップさん（35）は、ソーシャルメディアで叔母の行方不明の情報を投稿し始め、オンライン掲示板でメッセージを拡散し続けた。

1か月後、中国の警察は不法滞在者を取締り、法的な書類を持っていないローさんを発見した。中国の警察は彼女を国外追放し、ベトナムの警察に身柄を引き渡した。

ローさんは11月1日、ゲアン省にある社会福祉センターに送られた。同じ日、センターの職員は彼女の甥がソーシャルメディアに投稿していた情報を見つけた。

翌日、職員は甥と彼女を電話で繋いだ。

ローさんが家族を発見したことを確認されると、彼女は先週木曜日（11月3日）に兄弟のもとに戻された。彼女の両親はすでに亡くなっていた。

ローさんは騙されて中国に連れて行かれ、中国の老人男性との結婚を強要されたと述べた。彼女は今では成人している子どもを授かっている。夫はすでに亡くなっている。

彼女は中国語の単語を少しだけ話すことができる。家族は長年行方が分からなかった彼女と再会を果たしたが、彼女は子どもたちと中国に戻ることを望んでいるという。

家族は必要な処置を完了し、彼女の願いを叶えるのを手助けしている。

中国社会科学院によると、2020年時点で、中国では4000万人の男性が海外で妻を探す必要があった。このような状況は、何十年にもわたって多くの家族が女性の胎児を中絶してきた中国のかつての一人っ子政策が要因であるという。

活動家によると、ベトナムやカンボジア、ラオスやミャンマーからの数十万人の女性が裏で取引または中国に連れて行かれて地元の男性と結婚させられるという。最終的に幸せな結婚生活をする人もいるが、多くの人は暴力され強制労働させられている。

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【翻訳記事】ベトナム首相 カンボジアを訪問

記事：ヴー・アイン 2022年11月3日｜午前5時58分（PT）

ファン・ミン・チン首相は、カンボジアのフン・セン首相からの招待を受けて、11月8日〜13日の日程でカンボジアを訪問する予定である。

首相は訪問期間中、ASEAN首脳会談にあわせて10日〜13日で開催されるその他関連会議にも出席する。

ファン・ミン・チン首相（写真提供：ベトナム政府ポータル）

今回の訪問は、チン首相にとって首相就任以来初めてとなるカンボジアへの公式訪問であり、ベトナム・カンボジア友好年2022におけるベトナム政府からの最もハイレベルな指導者の訪問となる。

外務省のレー・チー・トゥ・ハン報道官は木曜日の記者会見で、今回の訪問は友好的かつ隣国関係として発展し続ける2国間の包括的かつ安定的な協力を位置付けると述べた。

チン首相はカンボジアのフン・セン首相との会談やベトナム・カンボジア間貿易および投資促進フォーラムへの出席、近隣諸国の指導者たちと面会する予定である。

アメリカのホワイトハウスは先週、ジョー・バイデン大統領もカンボジアを訪れ、毎年開催されるASEANサミットに出席する予定であると発表した。

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