記事:タイン・ダン 2022年11月13日|午前12時39分(PT)
ベトナムのブイ・タイン・ソン外相は、ロシアとウクライナに敵対するのをやめて対話を再開するよう促し、すべての紛争は平和的手段によって解決されるという国の一貫した姿勢を繰り返した。
ソン外相は、カンボジアのプノンペンで開かれたASEAN首脳会議とその他関連会議の合間に行われた、ウクライナのドミトロ・クレーバ外相とロシアのセルゲイ・ラブロフ外相とのそれぞれの会談のなかで、両国に訴えかけた。
ウクライナ危機について話し合われ、ソン外相は、紛争は国際法と国連憲章の基本原則に沿って平和的手段で解決されるべきであるというベトナムの一貫した姿勢を強調した。
ソン外相は、関係各国が対立をやめ、すぐに対話を再開させることを望んでいるとした。
外相は、ベトナムは人道支援や人々を救援する国際社会の取り組みに積極的に加わってきており、対話を促し、状況を安定させるための手段を見つけることにも貢献すると述べた。
金曜日に行われたクレーバ外相との会談のなかで、ソン外相は、ウクライナとの伝統的な友好関係と包括的なパートナーシップを重視すると強調し、すべての分野における両国の協力を加速させたい考えを述べた。
これに先立ち、ウクライナは東南アジア友好協力条約(TAC)の50番目の加盟国になった。
翌日に行われたロシアのラブロフ外相との会談のなかで、ソン外相は、ロシアとの包括的戦略パートナーシップを非常に重視し、相互利益のための協力をさらに加速させると強調した。
ラブロフ外相は、ロシアは常にベトナムは地域の重要なパートナーであると考えていると述べ、ロシアがASEAN諸国との関係をさらに築くため、ベトナムが引き続き架け橋となることを願っていると伝えた。
木曜日に行われたASEAN外相会談のなかで、ソン外相は、開放性、透明性、包括性、および東南アジア諸国連合(ASEAN)の中心的役割を尊重する精神で地域協力に参加するパートナー諸国を歓迎した。
外相は、ASEAN主導に対する批判や対立ではなく、協力と親善、対話を促すことについて、地域ブロックはパートナー諸国に対して明確なメッセージを発信する必要があると述べた。
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【翻訳編集】Hải Tình
原文: