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【翻訳記事】ベトナム・韓国 両国関係を格上げ

記事:ヴー・アイン 2022年12月5日|午前7時20分(PT)

ソウルで行われた記者会見で尹錫悦(ユン・ソギョル)韓国大統領と握手を交わすグェン・スアン・フック国家主席(左)=2022年12月5日(写真:Vietnam News Agency)

 

グェン・スアン・フック国家主席は月曜日、ベトナムと韓国は、二国間関係を包括的戦略パートナーシップに引き上げたと述べた。

 

フック主席は、尹大統領との会談後に行われた記者会見で「明るい未来を見据えて、両国は二国間関係を包括的戦略パートナシップに格上げすることを決めた」と発表した。

 

30年にわたる外交関係を振り返り、両首脳は越韓協力が広範かつ有意義な成長の一里塚を急速に遂げたことで意見が一致した。

 

2012年に戦略的パートナーシップを確立して以来、両国は重要な相互関係国して成り立っている。

 

尹大統領は、フック主席は大統領就任後「初めての国賓」であると述べた。

 

二国間貿易と投資協力は、過去30年間で大きく成長し、両国国民は「兄弟であり、親しい隣人」であると表現した。

 

越韓関係を向上させる包括的戦略パートナーシップは、二国間協力の新たな章の始まりであると付け加えた。

 

記者会見で、両首脳は、2023年までに双方向の貿易額を1,000億ドル、2030年までに1,500億ドルに増やすことを再確認した。

 

フック主席は、韓国企業が引き続き技術移転を強化し、エレクトロニクスやインフラ開発、複合型地域開発やグリーン工業団地、スマートシティなどへの投資を促進させると述べた。

 

両国は、相手国で働いている自国民がその国の法律を遵守し、安全で安定した生活が送れるよう協力することで一致した。

 

両首脳は、1982年に発行された国連海洋法条約(UNCLOS)に基づき、南シナ海の呼称で知られている東海における安全と安定、航行と飛行の自由を確保することを主張した。

 

両首脳はまた、国連安保理決議に沿って朝鮮半島の非核化目標に向けて取り組むことでも合意した。これは世界と地域の平和と安定、成長を促進するだろうと述べた。

 

12月4日から6日の3日間の韓国訪問の間、フック主席は、CJやロッテ、LG、デウ建設、ヒョンデ自動車など、ベトナムに投資している多くの主要な韓国企業と面会した。

 

主席は、国内でビジネスを行う投資家にとって最高の投資環境とインフラが整備されていることを強調した。

 

ベトナムと韓国は、1992年に外交関係を樹立し、2009年に戦略的協力関係に格上げされた。

 

韓国はベトナムにとって最も重要なパートナーの一つであり、投資で1位、ODA投資額は日本に次いで2位、貿易額は中国と米国に次いで3位である。

 

ベトナムにとって韓国は台湾に次いで2番目に大きな労働力の送り出し先国で、同国で働くベトナム人は約4万8,000人である。

 

韓国入国管理事務所によると、韓国では約21万6,000人のベトナム人が住んでいる。

 

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【翻訳編集】Hải Tình

 

原文:

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