記事:フォック・トゥアン 2022年10月17日|午前5時8分(PT)
ベトナム南部のドンナイ省で最大の雇入れ先である韓国資本の靴製造メーカーで働く労働者たちは、急速に広がる火災から避難した。
午後4時頃、ナイキのシューズを製造していた労働者によって火災が発見された。労働者たちはすぐさま工場の外に避難した。数名の警備員と消防車両が現場に向かったが、火を消し止めることはできなかった。
工場は原材料にゴムとプラスチックを使用していたため、火の気は建物全体に広がった。
労働者たちは、消防隊員が現場に入りやすいようにできるだけ多くの場所を空けるように求められた。
ドンナイ消防警察局からは、数百人の消防隊員と消防車両を現場に出動した。
火はおよそ30分後に消し止められ、近くの駐車場に燃え移るのを防いだ。
火災による死者は出なかったが、多くの貴重品類が焼け焦げた。
火災原因の究明には至っていない。
チャンシン・ベトナムの工場では、1995年から革製品や靴などを製造している。工場には約4万人が働いており、同社は南部地域で最大の雇入れ先である。
およそ4か月前にも、同社の1,000平方メートルの作業場で火災が発生し、多くの建物に甚大な被害をもたらしていた。
【翻訳編集】Hải Tình
原文: